今週のお題「試験の思い出」
寝れなくて現在深夜一時。
なんかないかなって考えたら、大学受験のときのこと思い出した。
試験勉強の思い出。
勉強が嫌いで、暗記が大の苦手な私。
なかでもパッとしないのは古文。
古文。盲点だったよね。
サ行変格活用!?なんだよそれ。論外。
もうほんと全然覚えられなかった。
しかもなんだか地味で、覚えても面白く無いところも嫌いだった。
だからといって古文丸ごと捨てるなんてカッケーことしてたら
もちろん普通に受験失敗するレベルの大学ではあったので、
ある休日、ジュンク堂に向かった。
〝いつまでたっても覚えられないのは、参考書が合ってないだけじゃない?〟
そんなわけねーだろ、バカか。と思うし当時も勘づいていたけども、
そこは受験生。
参考書を買うという藁にならば、
どんだけすがっても合法でしょ!という意識だったので
巨大本屋のジュンク堂様に軽い足取りで向かった。
しかしながら古文の参考書、問題集…
まったく真剣に探す気にもなれず、
というかどれが良いかなんてわからなーい。当時はスマホもないのでレビューとか無いし。
ただ眺めているだけ。
いや当時JKのヒヨッコな私でも、
平置きされているやつが人気であることくらいは分かるのよ。
それ買っとけば安パイ。それサッと手に取ってまじめに解けば良いのよ。
しかーし!ひねくれJKだった私は、
本棚上の方の隅〜のほうの
背表紙なんて無いに等しい薄ぅい小さ〜いA4の半分くらいしかない変なサイズの、
いつから売ってんの?と聞きたくなるような重鎮感溢れる年季の入った
白黒の問題集、のようなモノ。を買いましたね。
さすが思春期。
ただそれが功を奏して、
その問題集を持ち運び、ページを開く、
というハードルがめちゃめちゃ低くて
多分半分くらいは真面目に解いた記憶があります。
全部やれよと思う気持ちはいまの私も同じだよ。
そしてついに試験当日!
古文、ドキドキ☆
…
いや読んだことあるよこれ!!!!!
なーんかスッと文章入ってくるね、と思ったら
渦中の問題集に出てきた物語だったんですね。
ミラクル。素晴らしいよ、奇跡。
現国のように文章が頭に入ってくるので
すらすら回答できました。
で見事その第一志望の大学に受かったわけなのであります。
良い思い出を思い出して、嬉しい夜になりました。
寝ます。